2010年01月23日
パックランドとの出会い
『パックランド』(PAC-LAND)は1984年8月にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたアーケードゲーム。それまでドットイートゲームとして開発されてきたパックマンシリーズとは異なり、純粋な横スクロールアクションゲームとして開発された。アスレチック的フィールドを舞台した横スクロールアクションゲームの元祖であり無数のフォロワーを生んだ。
プレイヤーはパックマンを操作して、迷子になった妖精をフェアリーの国まで連れて行き、無事に送り届けることが目的である。従来のレバーで操作するタイプのアクションゲームと異なり、主人公の移動を行う方法としてボタン操作を採用、プレイヤーがパックマンの走る速度を意図的にコントロールし、直感的に遊べるようなインターフェースを提供したジャンプアクションゲームである。
キャッチフレーズの「不思議なことが当たり前」のとおり、進行と共に様々に変化する冒険心を感じさせる色彩豊かなステージや、パックマンのちょっとした行動に連動させた非常に多くの隠しフィーチャーを盛り込んでいるという点が特徴的である。また、同社の名前を捩ったボーナス得点「7,650点」(ナムコ=765の意味)を作中で多用し、印象付けている点も特徴のひとつである。
2010年01月08日
ボナンザブラザーズとの出会い
ボナンザブラザーズ (Bonanza brothers) は、セガが1990年6月に発売したアーケード用アクションゲーム。
泥棒兄弟のROBO(1P側・赤い服を着たノッポ)とMOBO(2P側・青い服で太っちょ)の2人が、「バッドタウン」から金銀財宝を盗み出すアクションゲーム。ステージ冒頭に表示される「3分以内にお宝を頂戴するぜ!」の予告状どおり、3分(カウントが実際の時計より早いため、正確には3分ではない)のタイムリミット中にステージ内に配置された財宝をすべて取り、屋上にスタンバイした飛行船で脱出するとステージクリアとなる。
画面が2つに分割されており、下が1P側・上が2P側となる。ソロプレイも可能だが、1人でプレイしても画面サイズは変わらない。「ブラザーズ」のタイトルが表すように、2人での協力プレイが本作の正当なプレイスタイルといえる。プレイヤーは8方向レバーでキャラクターを操り、2ボタンでジャンプ、射撃を行う。ドアの前で射撃ボタンを押すとドアが開き、そばにいた敵はドアにつぶされ気絶する(逆に敵が扉を開ける際、プレイヤーがつぶされることもある)。また、ドアの方向にレバーを入力すると、隣の気配をうかがうようにドアにへばりつく。こうした細かい演出はゲーム随所にある。
射撃で敵を撃っても気絶するだけで死ぬことはない(一方、敵の発射した弾にプレイヤーが当たるとミス)。敵は基本的に一定の区域を警戒し(中には寝てたりよそ見してたりする者もいる)、プレイヤーに気づくまではプレイヤーに向かってくることはほとんどない。ただし、射撃を行ったり移動中障害物につまづいたりすると周辺の敵がプレイヤーに気づくことがある。こうなると敵が一斉にプレイヤーに向かってきて収拾が付かなくなることもあるため、場合によってはステージ中のオブジェクト(帽子、果物など)を利用して隠れたり敵の隙を見て移動したりと慎重に行動する必要がある。
「バッドタウン」という町の名前が示すように、2人が侵入する場所は悪徳商社、インチキカジノなどで、彼らの集めるものは犯罪の証拠品である。つまり泥棒でありながら彼らの盗みは正義の行為となる。いわば義賊である。
手軽に楽しめる良作ながらも続編が作られることはなかったが、ゲームに登場するシンプルかつコミカルなキャラクター造形は、同社のテーブルゲーム「タントアール」シリーズに継承されることとなった。
